建築部の村上です。
本日、注文建築の上棟を行いました。『手お越し』による建方(たてかた)となりました。
木造住宅の建方では、材料を上階に揚げる際や、柱・梁など組み立てる際にはレッカー車を使用して作業を行います。本日の建方は前面道路の上空に電線が込み合い、レッカー車を使用出来なかったため、人力で材料を揚げ、柱や梁などの構造材を組み立てる、通称『手お越し』作業となりました。都内では、道路や電線、敷地の状況で『手お越し』作業は珍しくはありませんが、やはり重たい材料を揚げたり、組み立てたりすることは大変なことです。
そこで登場するのが『荷揚げ屋』です。建築現場での材料の搬出入や移動が主な仕事となります。見るからにムキムキで予想通りの力持ち。こんなに細くて大丈夫か?というような体つきだけど、作業が始まると実は番頭で力もあり皆をまとめる力もある。本日はそのような4人の荷揚げ屋さんに、力を貸してもらいました。
8時から始めた建方が終わったのは18時。さすがの力持ちたちもヘトヘトになっていました。職方の皆様ご苦労様でした。
ちなみに私は、軽い木材を少し動かしただけで、手がプルプルになります。