ブログ

思い出

あるエリアを仕事中通過すると、ふと思い出すことがあります。

目にするまでは大都会が(TVでは観てましたが…)イメージができませんでした。地方出身者の私が初めて東京に行った時、その圧倒的なスケールにビックリしたことは今でも鮮明に覚えています。

大学受験当日、私は初めての東京で受験会場まで単独行動していました。親戚の叔母が使用していた20年前の古い地図を持参していましたが、地図の見方も解らず道に迷ってしまい、随分な距離を歩いてしまいました。どうやら受験の会場から真逆に歩いていたようです。
いよいよ試験時間が押し迫り、目の前にあった米屋さん?に飛び込んで地図を差し出し道を尋ねました。米屋のおじさんに事情を説明すると、間に合わないからと言って、軽トラックで会場まで送っていただき、間一髪試験時間に間に合いました。おかげさまで試験も合格し東京で生活を送ることになりました。
何度か当時のお礼をしたくて米屋さんを探して周りましたが、道に迷っていた為検討がつきません。結局お礼できないまま二十数年が経過してしまいました。当時家族にも話ましたが初めての東京で素晴らしい人にいきなり出会えました。今の自分があるのはあの米屋のおじさんのおかげ、一度だけでもお会いしてお礼したかったですね…。

さて、現在の私(私共)は東京都の城南エリアを中心に住まいづくりのお手伝いをさせていただいております。地域性という言葉がありますが、建物にもその地域性を感じることができます。様々な生活スタイルにおいて住まいづくりに求めることも当然ながら異なってきます。例えば「2階にリビング」は地域によってはあり得ない話です。しかしアイデアや立地条件等による工夫で有効になるかもしれません。2階リビングにする理由や生活のイメージが理解できるようになると選択肢が広がります。また建物の機能や性能だけでなくデザインに関しても地域性を感じます。

私共は実際にお客様の生活スタイルを入念に検討し、一つ一つの建物をその地域性も交えながら、耐震、性能、デザインと総合的にご提案しております。微力ながら一歩ずつでも有数の住宅街にすべく、街並みづくりのお手伝いができる企業となれるよう努力しています。お客様にとって家づくりは右も左も分からないという方もお越しいただいております。素晴らしいらしい会社に出会えたと思っていただけるよう社員一同丁寧に対応してまいります。

興和アークビルド 福村

2018年7月13日